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やんちゃなこねこのトムがヒルトップの大きな煙突に隠れたことからトムの災難が始まりました。
古い家なので迷路のようになっていて、トムは迷ってしまい屋根裏部屋の下にあるネズミのいる隠れ部屋に迷い込んでしまいました。 猫のタビタ夫人とこねこたちに気づかれないように暮らしていたのは・・・ひげのサムエルと奥さんのアナ・マライアでした。
アナ・マライアはトムを紐でぐるぐる巻きにしました。
サムエルが夕食に猫まきだんごを作ってほしいと言ったからです。
サムエルはこね粉、バターとのし棒を台所から盗って、ぬけぬけと正面の階段をかけおりました。 トムは・・・?
このお話はビアトリクスがヒルトップを買ってすぐ、家の中を走り回るネズミとの戦いの日々から生まれたと言います。
ヒルトップの家の中の様子がこのお話のシーンにたくさん登場しています。 サムエルの名は子供の時に飼っていたペットのネズミの名前だそうです。この本はそのサムエルに捧げられています。
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