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ピーターラビットの絵本シリーズ&登場キャラクターたち (1)
ビアトリクス・ポターは絵手紙を送ったノエルから絵手紙を借りて、新たに41枚の絵を描き、1901年のクリスマスの日に私家版の本『ピーターラビットのおはなし』が出来ました。
ピーターと3人の妹達が母子家庭なのはお父さんが農夫のマグレガーさんに捕まってパイにして食べられたためというシビアな背景があります。イタズラ好きなピーターの楽しいお話ですが、動物と人間の現実も書き込まれています。
1902年10月と12月に『ピーターラビットのおはなし』が出版されるやいなや、飛ぶように売れ28,000部をすぐに売りつくしてしまいました。すぐに続編を出しましたが、これにはピーターのいとこのベンジャミン・バニー、可愛いこねこのトム、イタズラりすのナトキン、ハリネズミの洗濯屋、ティギーおばさん、かえるのジェレミー・フィッシャーどん、その他数多くの新しいキャラクターが登場します。
動物たちは全てビアトリクスのペットをモデルにしているか、あるいはナトキンのように描く目的で人から借りた実在の動物だそうです。
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